Q.有酸素運動で筋肉は減る?
A.場合によります。ちなみに私の場合は減りそうになります^-^; |
『有酸素運動で筋肉は減るの?減らないの?』
ネット上でも度々話題になっては論争が起き、そして明確な答えは出ません。
それもそのはずで人によって有酸素運動の強度や時間、食生活、体質、性格は違うし
理論的にも様々な要素があるので明確に答えることはできないはずです。
まず有酸素運動で体に起こる事を簡単にまとめると
●脂質を消費する(体脂肪が減ります)
●糖質を消費する(血糖値が下がります)
●酸素を消費する(息が上がります)
●グリコーゲン(ブドウ糖を蓄えるエネルギー貯蔵庫)を消費する(筋力やスタミナが低下します)
主だったのは上記の4点です。
ご覧になって分かるように有酸素運動で直接的に筋肉は減りません。
ただこの4点には『エネルギーを消費する』という共通点があります。
この4つのエネルギー源は筋肉の増減に係わっているので
消費した分を生産しないと間接的に筋肉が減る可能性が出てきます。
まず体脂肪はエネルギー貯蔵庫です。
脂肪が無い=エネルギーの蓄えも無いので摂取カロリーが十分でないのに
有酸素運動をすると筋肉を分解してエネルギーを生産します。
つまり直接的に筋肉が減るのですが、これは体脂肪がほぼ無い人の場合ですから
通常は起こりえません。よって脂質を消費しても問題はないです。
酸素を消費すると息が上がります。
息が上がった状態で筋トレを行っても力を発揮できず筋肉は発達しません。
ですが運動を休めばすぐに回復します。
糖質(炭水化物)とグリコーゲンは=の関係です。
糖質を消費して不足すればグリコーゲンはブドウ糖に分解されて消費します。
グリコーゲンが不足すれば筋力が低下します。
筋力が低下した状態で筋トレを行っても力を発揮できず筋肉は発達しません。
更に糖質が不足すれば低血糖になり筋トレどころではありません。
また単純に運動をすればカロリーを消費し疲労が蓄積されます。
消費カロリーが多く必要最低限のカロリーが摂れてないと筋肉は発達しません。
疲労が蓄積された状態で筋トレを行っても力を発揮できず筋肉は発達しません。
このように有酸素運動の影響で筋肉が減ってしまう可能性はいくらでもあります。
これらの悪影響を回避しながら筋肉を増やすには
有酸素運動の強度や時間、そしてなにより食事をしっかりと摂ることが大切です。
ちなみに私は有酸素運動を行うと筋肉が減りそうになります。
理由は有酸素運動が結構ハードなのと食事をしっかりと摂らないからです。
私は長距離でも自転車に乗ることが多く長い時は3時間以上走り続けます。
おまけに走った後は疲れて食欲がわかず食事を疎かにしてしまいます。
毎日長距離を走るわけではないので筋肉が減った(筋トレのrep数が減った)ことは
ないですが走った後日に筋肉が増えた(筋トレのrep数が増えた)こともありません。
以上の事から経験上ハードな有酸素運動はお勧めしません。
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